実父である二代目桂春蝶の死をきっかけに落語家になることを決意。翌年、三代目桂春團治に入門。故 桂春蝶三回忌追善興行にて初舞台を踏む。2009年に開催された三代目桂春蝶襲名披露公演は大阪松竹座、京都南座をはじめ全国20ヶ所で行われ、各地でチケットが完売。2011年12月 東京に拠点を移しテレビ・ラジオ、講演活動にも活動の場を広げ、近年は国内だけでなく、韓国、台湾、ベトナムでの落語会も成功をおさめ、文化の違いを超えて落語の世界を海外に広めている。2014年三代目桂春團治に入門し春菜を名乗ってから20年目を迎え、芸能生活20周年記念公演として独演会や「桂春蝶の落語で伝えたい想い。」をシリーズ化し、「伝承落語」として新作落語を披露。また、落語の新境地を切り開くため伝統芸能、音楽など多彩なジャンルとのジョイントにも積極的に挑戦して参り、20周年記念公演の締めくくりとして、芸能生活20周年記念特別公演として、2015年大阪フェスティバルホールにて上方落語家として初の独演会を開催。(2700席完売)2016年には、文豪・谷崎潤一郎の3人の妻を巡る 私生活と仕事の謎に迫った芝居「天空の恋~ 谷崎と猫と三人の女~」(演出 G2)では谷崎潤一郎役を演じるなど落語のみならず活動の場をひろげている。尚、願船坊では今回2回目の公演となる。